• トップ

テーマ

その他

お問い合わせ
フォロー
  1. トップ
  2. 労働・賃金」のクイズ
  3. 東京都の最低賃金は令和元年度に1,013円になりましたが、20年前(平成12年度)の東京都の最低賃金はいくらでしょう?

東京都の最低賃金は令和元年度に1,013円になりましたが、20年前(平成12年度)の東京都の最低賃金はいくらでしょう?

-
労働・賃金
公開日 2021年09月13日
データダウンロード可

解説

最低賃金制度とは、労働者に対し定められた最低賃金以上を支払う事を雇用者側に義務付ける制度の事を言います。国によって制度の形態には様々なバリエーションはありますが、現在では多くの国でこれに類する制度が行われています。

日本の場合は都道府県別に決まる「地域別最低賃金」、及び特定の産業について設定されている「特定(産業別)最低賃金」からなります。前者は業種・職種に依らず各県で準拠すべき最低賃金を定め、後者は、特定の業種について必要に応じ地域別最低賃金を上回る最低賃金を設定するものです。
これらの最低賃金は毎年改正されます。

グラフに示したのは東京の最低賃金と、毎月勤労統計から全産業・全国の平均賃金を時給換算したものを、消費者物価指数と比較したものです。

最低賃金は当然平均賃金を大きく下回ります。

平均賃金の方はというと、一貫して漸減傾向にあって、この非正規雇用が大幅に増えた近年の趨勢が影響していると見られます。
最低賃金の決定には物価水準も考慮されていますが、この期間を見ると安定的に上昇しており、物価水準の変動には余り連動はしていません。むしろ最低賃金の影響を受けやすい非正規雇用の増加に伴って、最低賃金を上げ続けてきたように見えます。

実は最低賃金の改訂にあたって重要な指標に、最低賃金改正前に、最低賃金額を下回っている労働者割合である「未満率」、及び最低賃金改正後に、最低賃金額を下回ることとなる労働者割合である「影響率」があります(e-Statには入っていません)

詳しくは述べませんが昨年令和2年(2020年)改正時の全国計では未満率は2.0%、影響率は4.7%でした。つまりそれだけの企業が「違反」になってしまう事を踏まえて改訂していることになります。
なお過去の改正で影響率が最も大きかったのは1昨年2019年で、影響率は16.3%にも上りました。
翌年に未満率が2%になった事は、人手不足も相まって企業が賃金を懸命に上乗せした結果でした。

答え

B: 703円

出典

厚生労働省「地域別最低賃金改定状況」
「消費者物価指数」と「毎月勤労統計」

このクイズの関連キーワード