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2016年において、コンビニエンスストアよりも多いといわれる美容院は全国に何店あるでしょう?

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企業・家計・経済
公開日 2021年11月03日

ヒント!

  • 2016年における全国のコンビニエンスストアの店舗数は約4.9万店です。

解説

美容院は全国に約17万店舗あります。 ※経済センサス 2016年 経済センサス活動調査編では、2016年のコンビニエンスストアは49,463店、美容院が172,304店でした。美容院はコンビニエンスストアの約3.5倍の店数があることになります。

追いトイ

経済センサス

さて、このクイズ、美容院数とコンビニ店数を同じ基準で比べる為、経済センサスを使いました。でもこの統計、基礎調査、活動調査各々が4年毎、両調査は2年ずれて行われますので、隔年でしかデータがありません。そのうえ調査時点から発表まで1年以上かかるので、最近の数字は得られません。

衛生行政報告例

そこで他の統計も参考にすることになります。美容院については厚生労働省「衛生行政報告例」という統計があって、ここで美容施設数(の登録件数)が分かります。2021/10現在2019年分まで発表されてます。店数は254,422店。2016年度の数字では243,360店。経済センサスとはかなり差があります。


コンビニエンスストア統計データ

コンビニについては日本フランチャイズチェーン協会の発表しているコンビニエンスストア統計データがあります。月次で2021/10現在2021年8月分まで発表されています。55,940店。この統計で2016年末は54,501店。これも経済センサスと大幅に違います。


商業動態統計

更に、同じ経産省の統計で商業動態統計でもコンビニエンスストアのデータが分かりますが、経済センサスとは大幅に値が違います。


統計の違いによる差異

統計をあつかっていると、こういう事は良く起こります。同じ項目名でも、測る対象範囲・方法が異なる為、違う数字になるのです。

衛生行政報告例の場合、これは開業届の集計になりますので、どうしても実際の営業してる店舗数よりも多めに出ることになります(美容師法では、廃業する際も届け出をしなければならず、違反した場合30万円以下の罰金なんですが、まあ届け出ない方が多いんでしょう。そもそもこの統計数字が減ったことが無いんです)。また経済センサスは事業所の「主たる」営業内容により事業所を分類するので、併営店のケース等少な目にカウントされる事になります。

コンビニの場合も併営店のケースの違いがある上、経済センサスでは「飲食料品を中心とするものに限る」という限定が付いている点が、商業動態統計や日本フランチャイズチェーン協会統計との差の原因と見られます。

こうした各統計の差異を念頭に入れて使い分けていく事になります。

答え

C: 約17万店舗

出典

経済センサス
近年の経済構造の変化等に対応するため、政府全体として取りまとめられた「経済財政運営と構造改革に関する基本方針 2005」において提言された「経済センサス」は、主に事業所数や従業員数などの基本項目に焦点を充てた「基礎調査」と、売上(収入)金額や費用などの経理項目の把握に努めた「活動調査」の2種からなっています。

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