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- 東京2020オリンピック・パラリンピックが開催された2021年。それに伴っていくつかの祝日が移動となりましたが、移動していない祝日はどれでしょう?
東京2020オリンピック・パラリンピックが開催された2021年。それに伴っていくつかの祝日が移動となりましたが、移動していない祝日はどれでしょう?
ヒント!
- 9月の祝日です
解説
2021年に東京2020オリンピック・パラリンピックが開催され、それに伴っていくつかの祝日が移動となりましたが、移動していない祝日は敬老の日でした。
祝日が移動する理由
祝日が移動する理由としては、大会開催期間中のアスリートや観客の円滑な輸送、経済活動、市民生活の共存を図るためだそうです。4連休や3連休を作ることによって、東京の混雑緩和が見込まれていました。祝日が移動するのは2021年だけなので注意が必要です。
- 海の日 7月の第3月曜日→7/22(木) オリンピック開会式前日
- スポーツの日 10月第2月曜日→7/23(金) オリンピック開会式当日
- 山の日 8/11(水)→8/8(日) オリンピック閉会式当日
- 8/9(月) 振替休日
- 敬老の日は9/20(月)です。
スポーツの日が10月から移動になったことで、2021年の10月の祝日は一つもなくなってしまいました。つらいです。
「働いている日数」の統計がある?
祝日の話題に関連して、統計の紹介です。
平日は働いている方が多いと思いますが、実は「働いている日数」の統計があります。
厚生労働省が公表する毎月勤労統計に出勤日数が掲載されいて、
一人が出勤した日数を調査したもので有給も除かれています。
その推移はグラフの通りで一貫して減少傾向にあります。
労働環境の変化
1990年代は週休2日制の普及に伴い減少し、2002年からは学校も完全週休2日制が導入されました。
そして2000年代にはワーク・ライフ・バランスの議論が活発化して、2007年12月に制定された労働契約法では、第3条3項に「労働契約は、労働者及び使用者が仕事と生活の調和にも配慮しつつ締結し、又は変更すべきものとする」と、ワーク・ライフ・バランスが法の上で根拠を持つに至っています。
そのような中、全く異なる動きとして2008-2009年のリーマンショックに伴い急激な動きをして、この頃にワーク・シェアへの関心も高まりました。
また、2010年-2012年:育児・介護休業法改正で短時間勤務制度が義務化され、2019年4月からの労基法が改正で「有給休暇の取得義務化」は記憶に新しいところですね。
答え
C: 敬老の日